梅花女学校 発祥の地

ばいかじょがっこうはっしょうのち

大阪地下鉄 四つ橋線 肥後橋駅前のリーガ中之島イン南側に隣接する住友クラブ(大阪市西区江戸堀1丁目13-10)の建物の南側に,人物のレリーフのついた立派な石碑が建っている。

梅花学園は,幼稚園・中学校・高等学校・短期大学および大学及を有するキリスト教主義の学校で,大阪府内2ヵ所にキャンパスがある。幼稚園以外は一貫して女子校。

レリーフは、梅花女学校の創設者 澤山(さわやま)保羅(ぽうろ)。山口県周防の出身で,明治初めに神戸に出て英語を学び,その後米国に留学してキリスト教の洗礼を受けた。明治9年(1876) に帰国し,“浪花教会”を設立し日本で初の牧師となった。さらに日本の将来の母となる女性を キリスト教精神に基づいて教育しようと,明治11年(1878) に この地 土佐堀に「梅花女学校」を設立した。

その後

  • 大正2年(1913) 「梅花高等女学校」と改称,
  • 大正15年(1926) 校舎を大阪・豊中に移転,
  • 昭和25年(1950) 新学制に基づき「梅花中学校」と「梅花高等学校」となり,
  • 昭和39年(1964) 「梅花女子大学」を設立

現在に至っている。

写真

  • 梅花女学校発祥の地

碑文

梅花女学校発祥の地

明治11年1月この地で大阪で初めての府知事認可による梅花女学校が創立者澤山保羅によって始められた

創立120年を記念して
    この碑を建てる

平成9年10月

学校法人 梅花学園

地図

地図

西区江戸堀1丁目 付近 [ストリートビュー]