秩父音頭 発祥の町 皆野町
ちちぶおんどはっしょうのまち
秩父鉄道 皆野駅の西側にある駐車場敷地縁に大きな縦長の看板が建つ。
以前は町内にいくつかあった「秩父音頭発祥」の表示があったのだが、次々と姿を消している。「もうその民謡はいいでしょう」という流れなのだろう。その他の地域においても「その方言もういいでしょう」など似た事例はあり、地域の色を消したがる勢力が拡大しているのかもしれない。
江戸時代後期から秩父地域一帯で歌い継がれてきた「豊年踊り」が元になっている。皆野町では、この地域の盆踊り唄を基に、地元の俳人である金子伊昔紅氏が中心となって、歌詞の改作や節回しの改良が行われ、現在の秩父音頭が完成。昭和5年(1930) には「秩父豊年踊り」として明治神宮に奉納され、全国に広まるきっかけとなった。
写真
碑文
秩父音頭発祥の町
皆野町
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