日本 地質学 発祥の地
ちしつがくはっしょうのち
自然の博物館入口の石碑とは別に, 秩父鉄道・長瀞駅の南東 400m。秩父鉄道の東側を南北に通る道路に面して、観光トイレ向かいに [地球の窓『長瀞』]という説明板が立っている。
こちらにはより詳しい説明があって, 両方を合わせて読むと 更に理解が進むような気分になる。
【リンク】日本地質学発祥の地
観光トイレは老朽化を理由に使用できないようになっていた。
写真
碑文
地球の
窓 「長瀞」国指定 名勝及び天然記念物
大正十三年十二月九日 指定長瀞の美しい
渓谷 は, 地下二十~三十キロメートルの高圧化でつくられた結晶片岩 が隆起し, 荒川の清流に磨 かれてできたものです。
明治十年に近代地質学が日本に導入されると, 翌年にはナウマン博士が長瀞を訪れました。以来長瀞は, 多くの研究者や学生が訪れるようになり, 「日本地質学発祥 の地」 といわれています。岩畳 は幅五十メートル, 長さ六百メートルにおよぶ広大な岩石段丘 です。ここは, かつての荒川の流れ出できたポットホールをはじめ, 断層やしゅう曲などがみられ, 地質学の宝庫として自然観察の絶好の場となっています。