田浦 大相撲 発祥の地
でんぽおおずもうはっしょうのち
山陽本線線
豊臣秀吉は,小田原の北条氏を滅ぼした後,朝鮮出兵(文禄の役)のため肥前の名護屋に前線基地を築き,自らも名護屋に赴いた。海路で瀬戸内海を九州に向かった秀吉は,風待ちのためにしばらく田浦に滞在した。この時,力自慢の家来を集めて相撲をとらせたという。文禄元年(1593) のことであった。
以来これを記念して,地元では毎年相撲大会が開催されてきた。
現在は,地元の津浦小学校における行事となっており,平成25年(2013) には「第433回相撲大会」が開かれ,地元小中学生が力を競ったという。
ちなみに「田浦」は「たうら」ではなく「でんぽ」と読む。
写真
碑文
天下御免 田浦大相撲発祥の地
文禄元年 昭和三十三年建之