平喜 発祥の地
ひらきはっしょうのち
東海道線 掛川駅から北東。国道1号線 旧東海道の“千羽”交差点の50mほど南の建物の上に「本醸造喜平」と書かれた立方体の看板があり,その右側に「平喜発祥の地」と書かれている。
名前で混乱しそうだが,「
平喜酒造は岡山県で最大の酒造メーカーで,そのルーツを辿ると,創業者の戸塚喜平氏が 明治時代に静岡県の掛川市で米穀商を営んだことに始まる。やがて酒造業に転じ“白藤”という日本酒を製造していたが,昭和3年(1928) に 岡山の酒蔵を買収して岡山県の酒造メーカーとなった。岡山県で事業を始めたこの年を創業の年とし,発祥の地は静岡県掛川市という。かなりややこしい定義をしている。
製品名の「喜平」というのは,創業者の名前をとったもの。蔵の名前「
写真
碑文
平喜発祥の地
本醸造
喜平
平喜酒造株式会社