北海道 民放 第一声の地
ほっかいどうみんぽうだいいっせいのち
札幌市営地下鉄東豊線 新道東駅の南 200m。ジャスコ札幌元町店の 東15丁目屯田通りに面した 北東交差点に面して, 「民放第一声の地」と書かれた石碑が建てられている。
日本のラジオ放送は大正14年(1925) に放送開始された NHKの電波が最初だった。昭和25年(1950) に放送法が改正され, 公共放送以外に民間放送局が認可されることになり, 昭和26年(1951) に大阪・名古屋で開局したのを皮切りに全国で民間放送が開始され,北海道では 北海道放送(HBC)が 昭和27年(1952) 1月に開局したのが最初だった。送信所は ここ“札幌村字元村”の 雪深い牧草地で, 送信アンテナは 資金不足のため 鉄塔を建てることができず, トドマツの丸太を12本つないだ80mの木柱アンテナだった。スタジオも完成しておらず, 送信所内に仮スタジオを作り 試験放送が開始された。
なお, 北海道放送の現在のラジオ送信所は 江別市にある。
写真
碑文
北海道
民放第一声の地ラジオ電波発射 昭和27年1月10日
北海道放送創立30周年記念昭和56年11月30日建立
題字 社長 大津慶吾
北海道放送