ホタテ 養殖業 発祥の地
ほたてようしょくぎょうはっしょうのち
道の駅サロマ湖から国道238号を西に進んだ信号のある交差点に、漁協ホタテ加工所があり、その駐車場にホタテ貝を象った凝った形の石碑が建つ。
佐呂間町の「ホタテ貝養殖発祥の地碑」は、富武士漁港の入口にある。この場所は、もともとホタテ養殖の試験研究が行われた場所で、ホタテ養殖に成功した漁民たちの熱心な研究と努力の積み重ねがあった場所である。
サロマ湖でホタテの養殖事業が始まったのは、昭和9年(1934) に試験研究に着手したことがきっかけ。その後、第二次世界大戦を挟み、昭和27年(1952) に佐呂間・湧別・常呂の3漁協が出資して「サロマ湖養殖漁業協同組合」が設立され、漁民たちの努力によってホタテ養殖の成功が導き出された。
参考
ほたて養殖は北海道に3つはあるんですよ……。それとは別に本州にも。(「関連しているかもしれない記事」欄もご覧ください)
ホタテ養殖発祥の地。 pic.twitter.com/VEefN6cMSP
— トモキNC3 (@NC308787653) August 13, 2025
写真
碑文
ふるさとに
永久に
育てよ
ホタテ貝
碑文
ホタテ貝は古くから北海道海域に自然繁殖しつつ分布され一時期は極めて盛況な時代を経過したが乱獲や病害当により資源は枯渇し、昭和三十年代は操業困難の状況にあった。
昭和四年サロマ湖とオホーツク海を結ぶ湖口が永久化され、昭和六年湖内にホタテ稚貝の発生が確認され、昭和九年以降道立水産試験場農学博士木下虎一郎氏を中心として採苗試験が重ねられた結果、本道唯一の採苗基地として確認されたのである。
前記の採苗試験を契機として佐呂間漁業協同組合青年部員が企業化のため更に調査研究を続けた結果、延縄式採苗法と結氷化に於ける中間育成技術の開発に成功し、全国にさきがけて昭和三十九年養殖漁業を見事結実させたのである。
爾来、この技術と理念は全国養殖漁業者に受け継がれ今日の発展を収めたのである。サロマ湖周辺で意義深い第五回全国豊かな海づくり大会が開催され、ホタテ養殖漁業発祥の地である本組合に皇太子殿下、同妃殿下の行啓を記念し組合員の総意により建立したものである佐呂間漁業協同組合
組合長理事 船木長太郎
コメント