頸城バス 発祥の地
くびきばすはっしょうのち
ほくほく線 うらがわら駅の南東200m、国道253号とほくほく線にはさまれた三角形の土地にバスの車庫とちょっとした建物がある。ここが頸城鉄道線の終点 浦川原駅の跡地で、建物の前には石標が立っている。
建物は現在も
写真
碑文
頸城バス発祥の地
平成八年十月一日建立
頸城自動車株式会社
記念碑のこと
この地、浦川原でマルケーのバスは誕生しました。
東頸城郡では当社に先立って大正9年の松代自動車をはじめ5業者が路線ごとにバスを経営していましたが、当社もバスの直営を決定し、この場所にあった当社の頸城鉄道線終点浦川原駅の2階に自動車部を開設、昭和4年に浦川原~直江津間18.0粁の営業許可を得て8月1日から1日4往復の運転を開始、ついで同年10月28日には浦川原~高田間23.5粁の運転を開始しました。
そして第2次大戦下のバス会社統合、戦後の急成長を経て当社は上越一円にバス網をめぐらしましたが、時代が移りバスを取り巻く環境も変わって、浦川原以東の乗合バスは今年から新しく発足した東頸バス株式会社に移管することになりました。この時に臨み当社バス発祥の碑を建立しその淵源を偲ぶものであります。(写真は昭和4年の浦川原駅前、 幌つきの乗合バスが並ぶ)平成8年10月1日
Ⓚ頸城自動車株式会社