道の駅 発祥の地(豊栄)

みちのえきはっしょうのち

白新線 豊栄駅から 北に5km。国道7号 新新バイパスの豊栄I.C.と東港I.C.の中間に“道の駅 豊栄”がある。食堂や売店などの施設の前に,駐車場に面して大きな石碑と,円板型の副碑が建っている。

道の駅は,休憩施設と地域振興の施設が一体となった道路施設で,国土交通省に登録されたものを指す。24時間利用可能な駐車スペース・トイレ・情報提供施設などを備えていることが登録の条件となっている。

道の駅を作ることになった背景には,高速道路にはサービスエリアやパーキングエリアが整備されているが,一般道には 民間経営のドライブインがあるのみで 利便性に欠けていたことによる。長距離ドライブをする人が増えるにつれ,一般道路においても24時間自由に利用できる休憩施設が求められるようになり,地域の核となる「道の駅」制度が創設されることになった。平成5年(1993) に全国で103ヶ所が登録されたのを皮切りに登録数は伸び続け,平成22年(2010) 現在では 全国に950ヶ所以上の道の駅がある。

道の駅・豊栄は 昭和63年(1988) に,一般国道としては全国で初めて 道路情報ターミナルを備えたPAとして、“豊栄パーキングエリア”の名称でオープン。平成5年(1993) に「道の駅」制度の発足に伴い道の駅第一号として登録された。

なお,道の駅の発祥地に関しては,ここ豊栄のほかに 鳥取県の“道の駅大栄”も「道の駅第一号」を名乗っている。

写真

  • 道の駅発祥の地
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  • 道の駅発祥の地豊栄
  • 道の駅豊栄

碑文

道の駅発祥の地

題字 豊栄市長 小川竹二
平成12年9月
建設省北陸地方建設局 新潟国道工事事務所

道の駅 発祥の地 豊栄

 この施設は,昭和63年(1988年)に地域や道路の情報を提供する一般国道での休憩施設として,全国で初めて誕生しました。
 その後,平成6年(1993年)の「道の駅」制度の発足により,第1号の「道の駅」として登録されました。

2000年9月

地図

地図

新潟市北区横土居 付近