四国 高速道路 発祥之地 記念
しこくこうそくどうろはっしょうのちきねん
予讃線 伊予三島駅から南東に2km。松山自動車道 三島川之江I.C. から2kmほど西に進むと,すぐ南側に三島公園があり,道路から「四国高速道路発祥地」という広告塔が目に入る。三島公園には「四国高速道路発祥之地記念」と書かれた石碑が建っている。
四国内の高速道路は,川之江を中心にして,西に伸びる「松山道」,北~東に伸びる「高松道」,東に伸びる「徳島道」,南に伸びる「高知道」の4つの幹線と,今治・坂出・鳴門から本州に通じる3本の枝線からなる。高松道と高知道は合せて「四国横断道」,松山道と徳島道は合せて「四国横断道」とも呼ばれる。
四国で最初の高速道路は,松島道の“三島川之江”インターと“土居”インター間(11km)が 1985(昭和60)年3月に開通したことに始まる。さらに 川之江JCT を要にして東西南北に路線が延伸され,四国縦貫道は 2000(平成12)年に全線開通,四国横断道も2003(平成15)年に全線開通となっている。
ちなみに,日本で最初の高速道路は 1963(昭和38)年に名神高速道路の栗東〜尼崎間であった。
写真
碑文
四国高速道路発祥之地記念
四国の高速道路の歴史が当市から始まったことを記念しここにこの碑を建立する
市制40周年 平成6年11月吉日
伊予三島市長 篠永善雄
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