二十六聖人 発祥の地(移設)

にじゅうろくせいじんはっしょうのち

現存せず
撮影:
2007年6月
2018年8月(情報追加)

四条堀川の交差点からすぐ南に京都四条病院(下京区四条堀川町272-6)が建っている。ビルの一番南の通用口脇に「二十六聖人発祥の地」と書かれたプレートが貼り付けられている。

この病院は, バプチスタ神父が造った病院の跡を引き継いでいると思われる。(?)

二十六聖人については、二十六聖人 発祥之地 参照。


京都四条病院 取り壊し

昭和37年(1962) 1月に設立された京都四条病院は、平成28年(2016) 11月に閉院となり、ほどなくして建物も取り壊された。銘板がどこでどうなったかは未確認。ご存知の方はぜひお知らせください。

宿泊施設に建て替わるとのこと。


建て替えられ、アーバンホテル京都四条プレミアムの北西敷地境界付近に再建された。
二十六聖人 発祥の地(移設)

写真

  • 二十六聖人発祥の地
  • 二十六聖人発祥の地
  • 京都四条病院

碑文

SUS OBRAS HABLAN

二十六聖人発祥の地

ここから西百メートル妙満寺町に一五九四年フランシスコ会のペトロ・バプティスタ神父により 聖マリア教会 病院 学校 スペイン使節館が建てられた
一五九七年二月五日に長崎で殉教した二十六聖人は同神父をはじめ五名のフランシスコ会士と三名の日本人イエズス会士および十七名の日本人信者で殆んどここで活動した人であった
ここに建設された聖アンナおよび聖ヨセフ病院は京都最初の西洋式のもので貧しい人が多数収容された
ここに二十六聖人を顕彰するとともに救貧救病の社会事業が行われたことを記念して銘板を掲げる

一九七九年 駐日スペイン大使館 カトリック京都司教区

地図

地図

下京区四条堀川町 付近 [ストリートビュー]