コンビニエンスストア 発祥の地
にっぽんのこんびにえんすすとあはっしょうのち
中央本線 高蔵寺駅から北に2Km。藤山台団地の向い側に、ココストア藤山台店がある。店の入口に立っている広告塔に「日本のコンビニエンスストア発祥の地」という看板がでていて、壁面には由来の書かれた説明板が掲げられている。
藤山台団地は、名古屋のベッドタウンとして開発された“高蔵寺ニュータウン”の一角をなす住宅団地で、昭和43年(1968) に入居が開始された。大阪の“千里ニュータウン”に次いで全国二番目に開発されたニュータウンである。
この入居開始から3年後の昭和46年(1971) に、団地居住者を顧客対象としてオープンしたココストアは、「日本のコンビニエンスストア第1号店」と自称している。
「コンビニエンスストア」と普通の小売店との区別については境界があいまいだが、経産省の商業統計による“業態分類”の定義によると、
- 飲食料品を扱う
- 売り場面積30~250平米
- 営業時間が1日で14時間以上
- セルフサービス販売店
となっている。この定義ができたのはずっと後のことであり、したがってコンビニの発祥については業界で統一された定説はなく、いくつかの説があるようだ。ココストアがこの条件にどこまで合致していたかは不明だが「セルフサービスで長時間営業の、便利さを提供した小売店としては国内初」としている。コンビニ最大手のセブンイレブンの一号店開店が1974(昭和49)年だったので、ココストアは非常に早い時期の開店であったことは確かのようである。
平成28年(2016) 11月17日午後1時、ココストア1号店は惜しまれつつ閉店。ファミマに買収されてからもココストアリテーリングという会社になり、タックメイトと名前を変えても直営店として営業していた。表示はすべて撤去された。
【リンク】エキサイトニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1479357376055.html?_p=all
コンビニ第1号店
【名物看板どこへ?】
写真
碑文
日本のコンビニエンスストア発祥の地
日本のコンビニエンスストア発祥の地
ココストア藤山台店
~コンビニエンスストアの歴史はココストアから始まり、
そして今、新しいコンビニエンスストアの未来がココストアから生まれる~
当店は、1971年(昭和46年)7月11日に日本のコンビニエンスストア第1号店としてオープン致しました。
その後、皆様には、お酒のあるコンビニエンスストアとしてご愛顧を頂戴し、更に今日ではお弁当や惣菜を店内調理する新しい形のコンビニエンスストアとして永きに亘り歩んで参りました。今後も『できたて』『おいしさ』にこだわり、そして何よりも『安心・安全・健康』に心掛け、ココストア(Coco!)の名前の由来であります『Convenience(原理)』で『Confort(快適)』な店舗を目指して参ります。
今後とも末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
~そして何よりも、皆様の笑顔を見たくて~ 株式会社ココストア