隠岐汽船 発祥之地

おききせんはっしょうのち

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隠岐おき海士あま町。日本海に浮かぶ島根半島から約50km離れた隠岐諸島。松江 七類しちるい港からフェリーで約3時間、島前と呼ばれる南西側の地域の東を占める中ノ島。中ノ島北側にある菱浦港フェリーターミナルから出て200mほど南に行った土産物店の前に、背の低い石碑がある。

度重なる遭難や、風まかせ潮まかせの航路を、安全で定刻に運航することを目指し、明治17年(1884) 西ノ島町の焼火たくひ神社の神官 松浦さかるが、反対する廻船業者、漁民や議会を諫めて蒸気船を購入。隠岐諸島と本州との運航を開始するも利用は伸びず、本人は死去。明治28年(1895) 島民の出資で意志を継ぎ、隠岐汽船株式会社を設立、中ノ島に本社が置かれた。

写真


碑文

隠岐汽船発祥之地

明治二十八年隠岐汽船株式会社はこの地に誕生
創業百周年を記念してこの碑を建てる

平成7年10月吉日
菱浦区

地図

地図

隠岐郡海士町福井 付近 [ストリートビュー]