老人クラブ 発祥の地
ろうじんくらぶはっしょうのち
総武本線 飯倉駅から 北東に1.8km。西光寺(匝瑳市八日市場ホ2661)の赤い仁王門の下, 向かって右側に石碑が建っている。
老人クラブは 社会経済の混乱や家族制度が急激に変化する中で, 高齢者自らが集まり新たな役割を求めて誕生した自主組織。その始まりは この地 旧 八日市場町米倉地区に昭和21年(1946) に自然発生的に結成された「米倉老人クラブ」であったとされる。これを記念して昭和58年(1983) に発祥碑が建立された。
全国老人クラブ連合会(全老連)のHPによると, 老人クラブの数は 現在12万を超え, 参加人数は800万人に達するという。それが59団体の 都道府県と指定都市単位の「老人クラブ連合会」となり,全国老人クラブ連合会にまとめられている。
老人クラブは「健康」「友愛」「奉仕」をテーマに 全国的に運動が進められているが, 近年 老人クラブへの参加率は年々低下している。特に 団塊の世代がクラブに参加する年齢になっていて, これらの世代に対していかに魅力的な老人クラブにするかが 大きな課題とされる。
八日市場町は後に八日市場市となり、平成18年(2006) に
写真
碑文
老人クラブ発祥の地
創立廿周年記念
千葉県に於ける老人クラブの濫觴は終戦の翌年昭和二十一年三月 菱木貞俊氏によって創 設された 八日市場米倉の老人会であり 恐らく全国的にも嚆矢であると思います県老連会長 藤崎源之助
(県老連十五周年誌の一節)八日市場市中央老人クラブ連合会建之
昭和五十八年十月吉日
芳名一覧は省略した