攝津製油 発祥の地
せっつせいゆはっしょうのち
大阪環状線からゆめ咲線が分岐する西九条駅から東へ700m、住宅と工業地の端境のような地域に並ぶ多層建築群のひとつにセッツ株式会社の看板を掲げたビル(大阪市福島区野田6-2-39)がある。建物北側の自転車置き場近くの植え込みに、令和元年(2019) 石碑が設置された。外観から察するに、1~2階はセッツ 大阪支店、3階以上は集合住宅となっているようだ。
セッツ㈱は明治22年(1889) に有限責任攝津製油会社として当地に開業した。昭和34年(1959) には日清製油と、昭和48年(1973) には花王とそれぞれ提携し、石鹸・洗剤などの製造をしている。
令和2年(2020) に、攝津製油株式会社からセッツ株式会社へ改称した。紙器製造会社のセッツとは関係無い。
今日の石碑
— YPAHO (@ypaho1) April 23, 2022
大阪府大阪市福島区野田6丁目
攝津製油発祥の地
攝津製油は、1889年に、この地に設立された植物油、洗剤メーカーです。
本社機能は、2010年に堺市に移転し、この建物も賃貸マンションになっていますが、登記上の本籍地は、まだここです。
2020年にセッツ㈱に名称変更しました。 pic.twitter.com/9VuhfIAKNF
写真
碑文
攝津製油発祥の地
会社創立
明治二十二年五月七日創立百三十周年記念
令和元年五月 日 建立
寄贈 攝津製油株式会社
歴代役員有志
社員一同