棚田 圃場 整備 発祥の地

たなだほじょうせいびはっしょうのち

十日町市西部、旧 松代まつだい町地域の西部、室野の国道403号沿いのポンプ小屋か何かの小屋の外壁面に、ステンレス板が取り付けられている。国道側に向いていないため、徒歩以外ではなかなか目に止まらない控えめな表示だ。擁壁にでも取り付けたらよかろうと思っても、国内屈指の豪雪地帯。2m程度の積雪は当たり前なので、冬期の長期にわたり雪が積まれた状態になると傷みやすいだろうとは想像がつく。

圃場整備第一号とのことだが、浸食対策などの安定化というよりも灌漑排水設備の整備がおこなわれたもののようで、平成も終わり頃になっても各所でため池や農地安定化の事業が順次進められている。

観光地としても有名になった星峠の棚田や儀明ぎみょうの棚田なども近い場所。上杉時代に関東出陣のために高田〜十日町〜塩沢に整備され江戸時代には松之山街道と呼ばれた道が通り、日本の原風景がある地域と自称されている。松之山街道古道散策は観光資源になっている。

なお、碑文以上の詳細は不明で、登場人物についても不詳。

写真

  • 棚田圃場整備発祥の地
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碑文

棚田圃場整備発祥の地

団体営圃場整備
室野㐧一地区圃場整備組合

佐藤正直 謹書

事業の概要

この事業は、松代町が典型的な山間地棚田を圃場整備事業として取り組んだ第一号である。昭和五十年六月十九日工事着工、五十四年三月三十一日竣工した美田である。

事業量
一〇.八ヘクタール
貯水池
二ヶ所
揚水機
二台
道路
二,〇七八メートル
排水路
二,三七七メートル
工事費

九千百十三万六千円

(関係者19名芳名略)

平成十二年七月吉日

地図

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