発祥地(椎茸栽培)

しいたけさいばい

画像求
撮影:
どなたか見てきてください!

日豊本線 重岡駅から北西に7.5km、佐伯市宇目振興局(佐伯市宇目大字千束1060-1)建屋脇に源兵衛像がある。源兵衛は椎茸原木を携えており、椎茸栽培の祖だという。


宇目町は平成17年(2005) に佐伯市・上浦町・弥生町・本匠村・直川村・鶴見町・米水津村・蒲江町と合併して佐伯さいき市となった。

写真


碑文

碑文

今を去る 三百数十年前の寛文年间豊後の佐伯藩千恕の浦(現津久見市)の百姓源兵衛は出稼ぎのため 宇目郷葛葉(現宇目町字長渕区)で炭焼きをしていたが 炭木の残り木に生えた椎茸からヒントを得て研究を重ねた結果人工栽培に成功した。 その後 茸山杣頭として岡藩(竹田中川候)に取り立てられ 指導奨励のため一生を盡したもので 今日の椎茸栽培の礎を築いた元祖といわれております

(文献より)

このように椎茸は源兵衛翁により宇目町で始めて発見されここを起源として近隣の村々へ普及され今や全国に広がる繁栄をもたらした発祥地として本町の名は髙く評価されることでしょう。
ここに椎茸産業の尚一層の発展を祈念して椎茸栽培の元祖源兵衛翁の功績を永く後卋にたたえると共に本町がこの発祥地として次の世代に伝承されるよう 碑文としてここに銘記いたします。

昭和五十二年十一月吉日

宇目町

地図

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佐伯市宇目大字千束 付近 [ストリートビュー]