種子島 測量開始の地
たねがしまそくりょうかいしのち
種子島の南西部、島間港を東側から出た交差点付近の消防団詰所に石版を立てた石碑がある。
写真
碑文
伊能忠敬種子島測量上陸の地
碑文
島間港は伊能忠敬の種子島測量開始の地である。
文化九年(一八一二年)四月二九日屋久島を経て来島し、この島間に上陸して五月一日から南北両隊に分かれて測量を開始した。
測量隊員は伊能忠敬以下一六名、島津家役人一〇七名、種子島家役人八六名、総数二〇九名であった。
種子島の測量には一六日間を要した。この測量の結果、初めて種子島の里程や地形が明らかになった。平成七年一月
南種子町