笑い講 発祥の社

わらいこうはっしょうのち

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撮影:
どなたか見てきてください!

山陰本線 大道駅から北に2km、小俣八幡宮(防府市大字台道1143)境内に山頭火碑があり、台石には発祥地を示す石版が埋め込まれている。

写真


碑文

天下の
奇祭お笑講発祥之地

お笑講は、当小俣地区に伝承される奇祭で鎌倉時代の正治元年(一一九九年)に始まる。
当時この地方、二十一戸の農家が集まり旧歴十二月一日、当小俣八幡宮の摂社、大歳神を迎える収穫感謝と来年の豊作などを占う神事である。
現在は、十二月第一日曜日、頭屋の家で斉行されているが、昔からの遺風はそのままで「笑講宮座」その他、厳然と継承され「神人合一」の表微として大声で三声笑い合う。

笑いの第一声は、今年の五穀豊穣を喜んで、
笑いの第二声は、来年の豊作を祈念して、
笑いの第三声は、今年の苦労を忘却するために

感謝と願いを込めて大榊をもち二人の講員が対席して笑い競う神事は現代にも通ずる。まさに、天下の奇祭である。

昭和四十四年十二月二十三日
防府市無形民俗文化祭に指定される

防府市
防府市観光協会

※ 原文侭

地図

地図

防府市大字台道 付近