鮎の友釣り発祥地伝説について
あゆのともづりはっしょうちでんせつについて
写真
碑文
■狩野川・鮎の友釣り発祥地伝説について
修善寺大平にあった普化宗瀧源寺の虚無僧で尺八の名手としても名高い、法山志定(ほうざんしじょう)寛政10年没(1798年)という方が居ました。
あるとき狩野川の大岩の上で尺八の練習をしていると、川の中の至る所で縄張り争いか、口を開けて尾ビレに向かって攻撃している鮎の様子に気づきました。
このことから、おとりの鮎に掛け針を付けて釣る方法を考案し漁師に伝えたのが鮎の友釣りの始まりとされています。