修善寺温泉 発祥の湯

しゅぜんじおんせんはっしょうのゆ

伊豆箱根鉄道 駿豆線 修善寺駅から, 桂川沿いに西へ2.5km。 曹洞宗 修禅寺の入口近くに“独鈷(とっこ)の湯”があり, 大きな石碑と説明板が建っている。

修善寺温泉の歴史は, 弘法大師が独鈷の湯を発見したという伝説から始まる。 北条早雲や豊臣秀吉も 修善寺の温泉を利用したと言われ, 江戸時代中期には 湯治客が集まってきていた。 明治初年になって 旅館や交通機関も整備されて, 多くの文人墨客が訪れるようになり, 修善寺を扱った作品によって全国に紹介されていった。
独鈷の湯は 温泉街の中心, 桂川の河原にある半露天風呂で「伊豆最古の温泉」 と言われる。

なお, この地は 大正13年(1924)以来 田方(たがた)修善寺(しゅぜんじ)町であったが, 平成16年(2004)4月に 中伊豆町・天城湯ヶ島町・土肥町との4町合併により伊豆市となった。

写真


旧URL
https://www.hamadayori.com/hass-col/culture/ShuzenjiOnsen.htm

碑文

独鈷(とっこ)の湯

 大同2年(807年)に, 弘法大師がこの地を 訪れたとき, 桂川で病み疲れた父の体を洗う 少年を見つけ, その孝心に心を打たれ 「川の水では冷たかろう」と, 手にした独鈷杵(仏具)で 川中の岩を打ち, 霊泉を湧出させたという。 そして, 大師が父子に温泉療法を教えたところ, 不思議なことに, 父の十数年の固疾はたちまち 平癒したと伝えられ, その後この地方には 温泉療法が広まったという。 いわゆる修善寺温泉発祥の温泉で, 伊豆最古のものといわれている。

地図

地図

伊豆市修善寺 付近 [ストリートビュー]