民宿 発祥の地
みんしゅくはっしょうのち
伊豆急下田駅から南東に約4.5km。須崎の民宿組合案内所前の須崎海岸バス停横の植え込みに、立派な石碑が立つ。背後の横たわる石は石碑の一部ではなく、江戸城築城に際して摂津から運ばれた石垣の材料が須崎沖で暴風に煽られて打ち寄せられたもので、海から引き上げられて並んで保存されている。
須崎は漁業を中心とする集落で、海水浴や磯遊び、海釣りなどに適した環境を持つ地域である。昭和36年(1961) に伊豆急行線が開通すると、須崎地区ではこれを契機として一般の民家が宿泊客を受け入れる民宿を立ち上げた。下田市も、須崎地区が伊豆急行線の開通に合わせていち早く民宿を始めた。
漁村の暮らしや地元で水揚げされる海産物を生かした宿泊の形が発展し、民宿は地域の観光を支える存在となった。修学旅行などの教育旅行の受け入れにも民宿が活用されてきたことが、下田市の資料にも記されている。
写真
碑文
民宿発祥の地
須崎観光協会(昭和三十九年)
初代会長 森 規矩朗 坂条
役員(芳名略)
伊豆急工株式会社
(芳名略)
平成二十一年区長 土屋磯雄平成二十一年八月吉日
寄贈者 田中和憲
昭和三十六年
伊豆急行が開通し
須崎ではそれに合わせて
民宿を立ち上げた。伊豆の民宿は
ここから始まった。
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