アザリア 発祥の地
あざりあはっしょうのち
東北線 盛岡駅の北側、北上川左岸に純木家具の看板が掛かるアパート シルフいしかわ(盛岡市材木町8-26)の南東隅に、小振りな木製プレートが控えめに掲げられている。
文芸同人雑誌「アザリア」創刊メンバーは、高等農林学校から近い当地にあった鎌田屋という下宿屋に集い討議を重ね、ついに大正6年(1917) 7月1日に創刊したとのこと。メンバーの多くは学校の「校友会会報」の編集や執筆に携わっていたものの、文芸専門誌ではないので紙面が限られ、不満があったのだろう。
もともとの鎌田屋は既に無いが、アパートになっているというところがなんとなく納得。
当記事を記すにあたり次のページを参考にした。
- ギトンの◇ギャるリ★ど☆タブろ◆(予備.zip)
- アザリアの仲間たち展(創刊号の画像が見られます)(予備.zip)
写真
碑文
宮沢賢治と材木町 アザリア発祥の地
賢治は高等農林時代、文学仲間とこの地あった鎌田屋という下宿屋に集まって討議を重ね同人誌「アザリア」を刊行しました。親友の保阪嘉内らと雫石の春木場まで夜を徹して歩いた「馬鹿旅行」の出発点もここです
一部脱字らしきところは原文侭