盛岡白百合学園生誕の地

もりおかしらゆりがくえんせいたんのち

盛岡駅の北東 1km。盛岡中央郵便局の構内に歩道に面して, 赤い御影石製の石碑が建っている。

白百合学園の設立母体はカトリック女子修道会(シャルトル聖パウロ修道女会)。日本での活動は明治11年(1878) 3人の修道女が来日し, 函館に修道院を創設したことに始まる。3年後には白百合学園の礎となる学校を東京に新設し, それ以後全国で“白百合学園”が設立された。

現在全国に以下の姉妹校がある。

函館白百合学園中学高等学校（北海道）
白百合学園中学高等学校（東京都）
湘南白百合学園中学高等学校（神奈川県）
函嶺白百合学園中学高等学校（神奈川県）
八代白百合学園中学高等学校（熊本県）
白百合女子大学（東京都）
仙台白百合女子大学（宮城県）

盛岡白百合学園は明治25年(1892) 「市立盛岡女学校」を開校。明治44年(1911)「私立東北高等女学校」, 大正9年(1920)「東北高等女学校」と改称。昭和23年(1948)「盛岡白百合学園」中学校・高等学校・幼稚園となり, 昭和57年(1982) にこの地から現在地(盛岡市山岸4丁目)に移転した。