鰤大敷網発祥之地
ぶりおおしきあみはっしょうのち
氷見線の終点・氷見駅から北東に10km。能登半島の付け根,氷見海岸の北の端に大境洞窟がある。その洞窟の前には大境漁港があって,白山社の鳥居の脇に、港に面して碑が建っている。碑の左手前に副碑があって由来が書かれているようだが,碑文は達筆で良く読めない。
氷見市は能登半島のつけ根に位置する海と魚の街。“天然のいけす”とも呼ばれる富山湾の北西部にあって,恵まれた漁場を利用した定置網漁が盛ん。“氷見ブリ”や“氷見イワシ”をはじめとする豊富な魚が獲れることで知られている。
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大敷網は 春・夏・秋と季節ごとに網の形や場所を変えていたが,網の材料の変化などにより現在は年間を通してイワシ・マグロ・ブリなどの漁に共通に使用できる網に変わっている。
写真
碑文
氷見海岸 大境
明治四十年十月鰤大敷網
発祥之地昭和四十二年五月
氷見市長 堀埜豊一 書