越中式定置網発祥のまち氷見
えっちゅうしきていちあみはっしょうのまちひみ
氷見線の終着 氷見駅(氷見市伊勢大町1丁目12)のロータリーの隅に、観光案内地図などと並んで平成30年(2018) に石碑が設置された。
越中式定置網発祥の町、氷見。
— imogtabi (@xJLzAzLYHj86747) January 5, 2024
駅から市街地まで、そこそこ距離が
あり、訪ねるには時間がなさすぎたので
ここの観光は次の機会、としたのだが…
かの地震は県境など関係なく、
この地にも大きな被害を及ぼした。
東日本クラスの津波が襲わなかったのは
不幸中の幸いか。
その内魚を食べにこよう。 pic.twitter.com/tWcONPVbd4
写真
碑文
越中式定置網発祥のまち氷見
漁村&魚食&両市の文化を育む
鰤起し風景モニュメント
寄贈・設置概要~寄贈・設置の趣旨~
「♬終着駅は始発駅♪」JR氷見駅の玄関口に世界を代表する「越中式定置網」の石碑を設置します。氷見らしい顔でお迎えする「場」として、このモニュメントを設置し、「漁村文化をリードする氷見」を世界にアピールします。
古くは400年の歴史を育む定置網漁法。「歴史や文化・伝統」がこの氷見で人々の生活様式に溶け込むなど、越中氷見で住む方々の心の支えとして、今日まで脈々と栄えてきました。
現在、整備されていますキャノピーの屋根上の「鰤の雪割瓦」同様この駅前から「定置網発祥のまちin氷見」「漁村文化を縁すつするまちis氷見」として、また、氷見市民の心の誇りとして持ち続ける場所として「モニュメント」を寄贈し設置します。平成30年11月吉日
寄付製造:㈲内生蔵石材店 代表 内生蔵雄治
越中式定置網発祥のまち氷見
題材“越中氷見寒鰤と格闘する漁師”
(漁師が伝統漁法の定置網で、ひみブランドの鰤を獲る姿を表現)
(原画絵:内生蔵恵子さん ─氷見市在住─)総重量:2.28t 材質:御影石
定置網発祥の地《氷見》
氷見は定置網発祥の地です。その起こりは天正年間1573年(今から約427年前)頃、ワラを材料にしたワラ台網が敷設されましたその後、先人の知恵と努力によって技術の改良が重ねられ、明治40年に宮崎県の日高式大敷網が大境沖島漁場に導入され、鰤の大量が続きました。大正元年に日高式大敷網を改良して、上野式大謀網を考案、その後も改良が続けられ、昭和に入り越中式落網に変り広く日本全域に普及し、昭和40年代には越中式鰤二重落し網へと技術の改良が進められました。
このように、氷見の定置漁業は歴史的にも伝統ある地域産業として、今なお激しく変化し続ける活気ある産業です。