フットワークエクスプレス株式会社発祥の地
ふっとわーくえくすぷれすかぶしきがいしゃはっしょうのち
加古川線 滝駅の南、名勝
昭和13年(1938) 10月に東播運輸株式会社として設立、昭和25年(1950) 日本運送株式会社に改称、平成2年(1990) フットワークエクスプレス株式会社に改称。平成13年(2001) 経営破綻、平成15年(2003) 株式会社オー・エス・エルに営業譲渡し同社名をフットワークエクスプレス株式会社(2代目)に変更。
平成21年(2009) オーストラリア物流最大手のトール・ホールディングスの完全子会社となり、平成24年(2012) トールエクスプレスジャパン株式会社に改称、平成27年(2015) トール・ホールディングスが日本郵便に買収されたことにより、同社のグループ会社となる。
同社の行きすぎた広告と語られるのは、平成2年(1990) からアローズのメインスポンサーとしてのF1参戦。エンジンはポルシェに1年あたり45億円もの費用を投じたものの大駄作を掴まされ、契約破棄。上位にいたチームはシーズンノーポイントにまで低迷した。平成4年(1992) にはホンダのエンジンを搭載し、鈴木亜久里を迎え、チーム名はアローズだがコンストラクターズとしてフットワークを名乗った。平成7年(1995) には資金不足で振るわず、平成8年(1996) にトム・ウォーキンショーに買収されてフットワークのF1ビジネスは閉じた。
滝野は加古川舟運最大の難所としても、フットワークエクスプレス発祥の地としても、物流に命を懸けた男たちの町でした。加古川舟運の功労者である阿江与助の名は、現在も滝野に特徴的な苗字として残っています。 pic.twitter.com/xA7h4cSWwN
— 高坂優希 (@koropinkoropin) June 26, 2019
碑文にある「滝野町」は平成18年 (2006) に社町と東条町と合併して加東市となった。
写真
碑文
フットワークエクスプレス株式会社発祥の地
(旧 日本運送株式会社)
創業者 大橋實次氏フットワークグループ代表大橋渡氏よりこの地の寄贈を受けたことに対し滝野町発足35周年にあたりこの碑を建立する