人吉温泉“発祥の地”
ひとよしおんせんはっしょうのち
えびの高原線(肥薩線)人吉駅から西へ2.8km、温泉神社(人吉市温泉町2571)お社前に駒札がある。
なお、すぐ近所の翠嵐楼は、人吉温泉発祥の宿を名乗っている。
写真
碑文
人吉温泉“発祥の地”
湯の神温泉神社の由来
落ち行く先は九州相良 川合又五郎でお馴染ここ相良七百年の城下町人吉の片隅湯の元 即ち温泉町に今も尚湯の神 温泉神社がこの小さなお社でございます。基のもとは 球磨川べりにございましたが 水害の度に流され あちこちと移動され 何時の世にか土地の住民の手により 今の場所 即ち老人福祉センターの前に安置されたものでございます。お社は小さくても古い歴史がございます。ご祭神は 小彦名の神 大巳貴の神之二神にて 恐らくご夫婦と思われます。明応元年正月 一四九二年今より約五百年前室町時代 時の藩主相良十二代為継公が お弓始めのため 井ノ口町の井ノ口八幡宮に参詣され 其の帰り ここ 湯の元 即ち 温泉町に一宿され入浴されたとゆう記録がございます。其の昔 傷ついた 一羽のしらさぎが 沼のたまりで 傷をいやしていたのを村人が知り近寄って見て 温泉の噴出に気付き 其の昔は しらさぎの湯とも呼んでいたと云う伝説もございます。又今も温泉町にしらさぎと云う名称が残る由縁でもありましょう。以上
温泉町々内会