岩見沢 発祥の地

いわみざわはっしょうのち

JR函館本線 岩見沢駅から北に約500m。幾春別いくしゅんべつ川の北沿いにある幾春別川リバーパーク・岩見沢発祥の地記念公園内に、いくつか碑がある。

1882(明治15)年に、狩野末治がこの場所に宿泊所を建設したことから岩見沢発祥の地とされる。本格的な岩見沢開拓が1884(明治17)年から始まり、1983(昭和58)年に開拓100年を迎え記念碑が建立された。

岩見沢の地は、湯浴みする憩いの場所として「浴澤ゆあみさわ」と呼ばれ、これが転訛して「岩見澤いわみざわ」となった。

なお、すぐ近所には「岩見沢発祥之地」と記された木碑もある

写真


碑文

岩見沢発祥の地
記念公園

岩見沢発祥之地 由来(岩見沢市史より)

明治十一年八月開拓使によって旅人保護のためこの地に官設休泊所が設置され、のち狩野末治がこれを借り受け、宿泊と渡し守を営みました。これが岩見沢市街地定住の第一号といわれています。また、道路皇工事に従事した人々がゆあみをして汗を流し落した沢、浴沢から岩見沢の地名が生まれたといわれますがその場所もこの近くです。そしてこの両岸から次々と人が住みつき今日の岩見沢が誕生しました。

なおこの碑は、昭和五十八年に岩見沢開基百年を迎えるにあたり記念事業の一環として岩見沢青年会議所が第三十一回北海道地区会員大会主管記念として一般市民の協力を得て建立し、市に寄贈されたものです。

昭和五十七年九月五日

岩見沢市長 国兼孝治

地図

地図

岩見沢市 幾春別川リバーパーク 付近 [ストリートビュー]