辛麺 発祥の地

からめんはっしょうのち

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日豊本線 延岡駅から南東に1.3km、辛麺屋 桝元本店(延岡市本町1丁目1-11)入口脇に札が掲げられている。令和2年(2020) 頃に店舗ファサードが今風に手が加えられてからのようだ。

辛麺は、昭和62年(1987)頃に延岡市内の小料理店「桝元」が裏メニュー的なサイドメニューとして提供したのが始まりとされる。

桝元は、昭和59年(1984) に、宮崎県延岡市で原田武明・延子夫妻が小料理屋として開業。その数年後に、延子が以前に居住していた神奈川県川崎市で食べた辛い担々麺が忘れがたく、参考に辛麺を考案。店の性質から、〆のいっぱいとして提供された。その後、口コミで人気がじわじわ上昇し、看板メニューに。

夫妻の子 紀佳さやかは成長と共に店を手伝うようになり、桝元中央店(延岡市船倉町1丁目1‑19)を開業して独立。辛麺がますます人気となり、フランチャイズ方式も活用して店舗数を拡大、この頃に法人化。急拡大により経営が悪化し、平成14年(2002) に売却され、株式会社桝元が辛麺屋 桝元のチェーン展開し、ブームを牽引するようになった。

会社売却時、藤田紀佳は自身が経営していた桝元中央店と、両親が経営した桝元本町店を残し、桝元の名前で営業を継続した。その後平成29年(2017) に桝元中央店を現在地(延岡市川原崎町175-1)に移転に合わせ、辛麺本舗さやかとした。

発祥地である本町店は、令和2年(2020)1月に閉店し、後にチェーン店を運営する「株式会社桝元」によって「辛麺屋桝元 本店」として再オープン、発祥の地の札の掲示につながるようだ。

写真


碑文

辛麺発祥の地

地図

地図

延岡市本町1丁目 付近 [ストリートビュー]