葛西ばやし 発祥の地

かさいばやしはっしょうのち

常磐線 金町駅の 700m東。江戸川の堤防の内側に“葛西神社”がある。神社の境内に大きな「葛西ばやし碑」の碑が, また 参道入口の鳥居脇に 葛飾区が建てた「史跡 葛西神社 (葛西ばやし発祥の地)」案内板が建っている。

「葛西ばやし」は 祭りばやしの元祖で, 葛飾方面の農村に伝わってきた郷土芸能。今から300年前, 享保のはじめに 葛西神社のの神官 能勢氏が 敬神の和歌に合わせて旋律を工夫し, 村内の若者達に教えたのが起源とされる。

この葛西ばやしは その後各地に広がり, いくつもの流儀を生んだ。 戦前までは単に「おはやし」あるいは「和歌ばやし」「馬鹿ばやし」などと呼ばれていた。太平洋戦争後, 有志によって「葛西ばやし保存会」を結成し, 昭和28年 東京都より無形文化財の指定を受け 今日に及んでいる。

現在, 葛西神社の例大祭や 酉の市などの祭事に演奏されるほか, 毎年10月1日の都民の日には 各地の名人がここに集まり 腕前を競うという。

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/event/kasaibayasi.htm

碑文

史跡 葛西神社 (葛西ばやし発祥の地)

当社は, むかし香取宮と称し 元暦元年(1184) 下総国香取神宮の御分霊を勧請し 葛西三十三郷の総鎮守として創立したものと伝えられ, 天正十九年(1591)十一月 徳川家康より御朱印十石を賜った。 享保年間 当社の神官能勢氏の創作した「和歌ばやし」は後「葛西ばやし」として 江戸市中をはじめ近郷一帯の祭礼時に「はやし」として流行し, 今なお 当地方の郷土芸能の一つとして伝わり, 昭和二十八年十一月三日, 東京都無形文化財に指定され 今日に至る。

葛飾区
葛飾区観光協会

地図

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葛飾区東金町6丁目 付近