近代 宗教教誨 発祥之地
きんだいしゅうきょうきょうかいはっしょうのち
名鉄豊田線 三好ヶ丘駅の南東1.5km、名古屋刑務所(みよし市ひばりヶ丘1丁目1)本部庁舎前のロータリーに碑が建つ。
写真
碑文
近代宗教教誨
発祥之地
近代宗教教誨について
我が国における近代の宗教教誨は、真宗大谷派の僧侶城西寺啓潭が名古屋監獄(現・名古屋刑務所)の前身である徒場に囚人教化を請願し、明治五年(一八七二)七月に認可を受けて実施したことに始まる。
時を同じくして各地において、他の宗教家から同様の請願がなされ、順次認可されて宗教教誨が行われるようになった。
爾来、百三十年余の歳月を経て、多くの教誨師の研鑽努力により、それぞれの宗教観に基づいた指導を行う教誨の形となった。
ここに、近代宗教教誨の始まりを明らかにし、宗教教誨の必要性と重要性を宣布するとともに、宗教教誨への情熱を忘れることなく、更なる発展を目指すことを誓い、愛知県教誨師会が発起人となり、記念碑を建立する。平成二十一年三月
財団法人 全国教誨師連盟