熊谷 酉の市 起原碑

くまがやとりのいちきげんのひ

JR高崎線 熊谷駅から 北西に700m。熊谷市役所から200mほど南に“高城神社”がある。参道に向かって左手に背の高い石碑が建っている。

高城神社は 平安時代に創建された歴史ある神社で,明治39年以来 毎年酉の市が開かれている。 12月8日に開かれるため“八日市”と呼ばれる。 しかし「酉の市起原碑」はあるものの,高城神社で酉の市が行われるようになった詳しい事情はわからない。

酉の市といえば,浅草のおおとり神社をはじめとする 関東各地の鷲神社・大鳥神社 などのものが有名で, 例年11月の“酉の日”に開催されることが多いが, ここ高城神社のように 12月になってから開催される例も少なくはない。

そもそも酉の市とは,年の暮れ近くになって 新しい年への準備の品物を買い入れる市で, 多数の露店が集まり,縁起かつぎの「福を掻き込む」という“縁起熊手”を売ることに特徴がある。この風習は関東地方特有のもののようで 関西ではほとんど見られない。 たとえば 全国の大鳥神社の本社とされる大阪府堺市の大鳥神社では 酉の市は行われない。 正月に関西各地の“えびす神社”で行われている“えべっさん”が ほぼ関西圏のみで開催されているのと 対照的である。

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/event/KumagayaTorinoiti.htm

碑文

熊谷酉の市起原碑