呉羽紡 発祥の地

くれはぼうはっしょうのち

画像求
撮影:
どなたか見てきてください!

あいの風とやま鉄道 呉羽駅から南に300m、富山市民芸術創造センター(富山市呉羽町2247-3)東にある広場の四阿の一部に、ステンレス板が貼り付けられている。

呉羽紡績㈱は、大正時代から昭和時代にかけて日本の繊維産業を牽引した主要企業の一つである。呉羽紡の発祥の地とされるこの場所には、昭和4年(1929) に設立された呉羽工場があった。この工場は、翌年の操業開始後、日本の繊維産業の発展に大きく貢献した。

富山県が創業の地となった背景には、紡績業に不可欠な要素が揃っていたことがある。特に、呉羽丘陵を水源とする神通川の豊富な水資源と水力発電による安価な電力は、繊維の洗浄や染色、生産に大きな利点をもたらした。これらの自然環境とインフラが、呉羽紡の発祥と成長を支えた。

呉羽紡は、その後合併を経て東洋紡㈱の一部となった。

写真


碑文

呉羽紡発祥の地

呉羽工場跡地

1929年 伊藤忠兵衛氏が呉羽紡績㈱を設立
1965年 合併により東洋紡呉羽工場に改称

地図

地図

富山市呉羽町 付近 [ストリートビュー]