鉛筆の製造を始めたところ

まさきえんぴつせいぞうしょをおこしえんぴつのせいぞうをはじめたところ

中央線 千駄ヶ谷駅の北800mほど、狭い路地が絡まる住宅地にある新宿区立内藤児童遊園(新宿区内藤町1-10)の片隅に、小振りな石碑とステンレスの説明が設置された。

写真

  • 鉛筆の碑 内藤児童公園
  • 鉛筆の碑
  • 鉛筆の碑 説明
  • 鉛筆の碑 背面
  • 多武峯内藤神社

碑文

鉛筆の碑

平成18年10月

数原洋二書

この地(多武峯内藤神社西方付近)は、明治二十年(一八八七年)に佐賀藩出身の眞崎仁六が眞崎鉛筆製造所(現・三菱鉛筆株式会社)を興し、鉛筆の製造を始めたところです。三十年後の大正五年(一九一六年)に品川区東大井に移転するまで、ここで鉛筆製造を行っていました。
創業時は玉川上水の分水であり、現在は暗渠となっている渋谷川を利用した水車を動力にして、ここで鉛筆が造られていました。

平成一六年十月

寄贈 三菱鉛筆株式会社
資料提供 新宿区教育委員会

地図

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