日本 最古の 温泉記号
にっぽんさいこのおんせんきごう
信越本線 磯部駅の北300m磯部公園に、「日本最古の温泉記号」と書かれた石碑が設置されている。付近には「温泉記号発祥の地」の標識が複数掲出されている。
石碑および周囲には詳しい説明はとくに無いが、磯部公園には数々の詩歌が彫刻された石碑が多数設置され「詩碑公園」と呼ばれる。
由来の説明をした案内板や『最古の温泉記号を描いた絵図』の碑は長寿館という旅館の前にある(現在は営業していないようで、デイサービスの札が掲げられています [2016.02])、足湯の東屋に隣接して設置されている。
温泉記号 関連ページ
徒歩圏の近所ながらも場所が違うのでページを分割しました
- 日本最古の温泉記号の絵図 [足湯]
- 日本最古の温泉記号発祥の地 [磯部駅前]
- 日本最古の温泉記号 [磯部公園]《このページ》
【リンク】安中市役所
写真
碑文
日本最古の温泉記号発祥の地
万治4年の絵図より
日本温泉記号発祥の地 記念碑
万治4年(1661年)今から320年前の 3月25日付の江戸評定所(現在の最高裁) 判決文「上野国碓氷郡磯部村と中野谷村就野論裁断之覚」の添付図によると この地に二ヶ所の 温泉マークが記入されていました。専門家の 調査結果、これが日本最古の温泉記号であること が判りました。日本の7万軒の温泉旅館ホテルが 現在使用している温泉マークの起源といえましょう。
当時、忠臣蔵で知られる吉良若狭守の下西森 洞田・設楽家の農民が村境で草刈場の入会権を めぐって永く争い 評定所の裁断を仰いだのでした。
このマークは造物的に古今に類をみない ユニークなデザインといえましょう。
地図標示の制定は明治33年でした。
昭和56年12月
安中市観光協会
磯部温泉旅館組合