最初之発見 大森貝墟
さいしょのはっけんおおもりかいづか
京浜東北線 大森駅から北に約200m。大きなビルと京浜線線路の間の狭い場所に、大森貝塚の碑があります。
モース博士は明治10年に横浜から新橋に向かう列車の途中で貝塚を見かけたことがきっかけだったのですが、それが大森駅近くだったためにそこが大森村と思い込み「大森貝塚」と呼ばれるようになりました。しかし、実際にはこの碑がある東京都大田区山王ではなく、当時の大井村、つまり現在の東京都品川区大井6丁目付近であるとするのが定説です。
そして大田区山王1丁目3番地のこの碑がある場所は調査の結果とくに貝塚は発見されなかったとのことです。
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写真
碑文
我国最初之発見
大森貝墟
理学博士佐々木忠次郎書Place of Omori Shell Mound
Discovered by Professor Edw.S.Morse
in 1877