蘭菊会 発祥之地

らんぎくかいはっしょうのち

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撮影:
どなたか見てきてください!

五能線 五所川原駅・津軽鉄道 津軽五所川原駅から南東へ2km、個人宅の入口の石積の脇に石碑が建つ。

和田山蘭、加藤東籬が明治39年(1906) 短歌結社「蘭菊会」を起ち上げた。

碑文によるとここは山蘭の生家であり、表札から察するに、和田山蘭の関係のご家庭なのだろう。

青森県立図書館近代文学館
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/bungakukan/literature-aomori/literary-monument/seihokugo/hi/rangikukai-hukibatake.html

写真


碑文

蘭菊会発祥之地

撰文

歌人和田山蘭明治十五年四月六日此処に生まる名は直衛資性朴実にして天真歌人たる生涯において優れた業績を貽した書道を改究して一家を成せり
歌人加藤東籬明治十年八月二十一日漆川に生まる名は定市才学豊かにして後に村政を執る二人は明治三十九年一月二十八日この地に蘭菊会を結び短歌蘭菊会誌を発刊して新進を輩出させ本県短歌界の草創を展らきまた共に創作同人として若山牧水との機縁を郷域にもたらすなどその余韻延いて當代に及ぶものあり敢て茲にその遺徳を紀し微衷を述ぶるなり

昭和四十九年十月六日 五所川原市長 佐々木栄造

女郎花をりしきて
友と語りし野べはいづらぞ

山蘭

かすかにも 世につながれる吾が命
そをなつかしみ 涙はてなし

東籬

發起人

(芳名略)

木村石材店施工

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