信州味噌 発祥の地 佐久
しんしゅうみそはっしょうのちさく
小海線 滑津駅から北に900m、県道138号沿いにある麺匠 佐蔵 佐久店(佐久市中込2991-1)店舗の幕に記されている。
信州味噌の発祥は鎌倉時代から室町時代にかけて、安養寺で禅僧・覚心上人が味噌造りを始めたことに遡るとされる。覚心上人は、中国から帰国後に味噌造りの技法を安養寺で伝承した。特に禅宗の寺院で保存食として味噌が作られ、僧侶たちがその製法を広めたことが大きい。江戸時代になると、信州味噌はその品質と風味の良さから全国に知られるようになり、商業的な生産も盛んになった。米麹を多く用い、塩分はやや控えめで、淡色でやや辛口の味わいが特徴である。
安養寺(佐久市安原1687)や近辺では大豆栽培が続けられているようではあるが、発祥地であることは謳われていないのが残念だ。
そのような理由で、当地 中込原が信州味噌発祥地であるということではなく、安養寺のある佐久市が発祥地であるということだ。また信州味噌を使ったラーメンが安養寺ラーメンとしてご当地ラーメンとなっている。
写真
碑文
信州味噌 発祥の地 佐久
安養寺ら~めん
麺匠 佐蔵