いかなご 釘煮 発祥の地
いかなごくぎにはっしょうのち
山陽電気鉄道の山陽塩屋駅の西50m。線路の北側に沿った狭い道の途中に, 高さ1mほどの石碑が建っている。
「いかなご(玉筋魚)」は 北海道沿岸から九州まで日本全国に広く分布する小型の魚。
- 3~5cmぐらいの小さい幼魚を「こうなご(小女子)」「しんこ」
- もっと大きくなったものを「おおなご(大女子)」「ふるせ」
などと呼ばれる。
兵庫県は全国トップクラスの水揚げがあり, 2月下旬から3月一杯 船曳網の船団がこの群を追いかける。
神戸・明石など 瀬戸内海沿岸の町ではいかなごの
これが評判になって 店頭でも売られるようになり, また 各家庭でも作るようになった。1960年(昭和35)年頃になって 垂水漁協により「くぎ煮」と名付けられたとも言うが定かではない。
3月ごろに 神戸~明石~加古川~姫路あたりの町中を歩くと, スーパーや魚屋の店先には いかなごが山と積み上げられ, あちこちの家から 佃煮の匂いがただよってくる。瀬戸内海の春の風物詩である。
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存在しません
いつどのような経緯なのかわかりませんが、現在は存在しないようです。ストリートビューを見ると、撤去痕だけ見えました。背の低い石碑が、道がごちゃごちゃ狭い地域の狭い駐車場の狭い入口にはみ出して設置されていたので、ぶつかっちゃったか安全のために移設したか、理由はわかりかねます。
この小さい石碑が、現在どのようになっているのがご存知の方は、コメント欄にてお知らせください。
どこかに移設されている
線路を挟んで向かい側、ロイヤルパレス塩屋のエントランスにあるようだ。
ホームズ https://www.homes.co.jp/archive/b-25733622/スマシオで撮影する際にGoogleマップで見て気になってた「いかなご釘煮発祥の地」碑へ。
— MR12W (@202_ed79) March 7, 2021
マンションの入り口にひっそりとありました。 pic.twitter.com/mhVD1wGcD0
新しい碑
これとは別に誂えた石碑が、別の場所に2012年に設置されました
写真
碑文
いかなご釘煮発祥の地
塩屋魚友跡地
平成15年3月
五代目 松本幸次郎
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