寒天 発祥之地

かんてんはっしょうのち

京都市立伏見中学校(京都市伏見区御駕籠おかご町97)敷地南東隅、児童館との境目近くに建碑、令和2年(2020)12月27日(寒天発祥の日)に除幕された。

丹波寒天碑(亀岡市)からもわかるように、江戸時代前期1658年(万治元年頃)、現在の御駕籠町にあった旅館 美濃屋太郎左衛門で参勤交代の途中に立ち寄った島津家をもてなすための心太ところてんが屋外に置き忘れられて凍り、乾燥して偶然生まれたと考えられている。当然、その旅館はすでに跡形も無いわけだが、近所の仏壇から美濃屋を示すとみられる地図が発見され、伏見寒天プロジェクトのメンバーたちによって紐解かれていった。

「伏見寒天プロジェクト」について2017年頃にニュースになり、場所をズバリ突き止めて石碑を建設したいということが当初より語られていた。印刷物を刊行して頒布したり、12月27日を寒天発祥の日として記念日協会に登録するなど、地味なところでも基礎を固めてきた。

写真

  • 寒天発祥之地
  • 寒天発祥之地 側面

碑文

寒天發祥之地

伏見區御駕篭町

地図

地図

京都市伏見区御駕籠町 付近 [ストリートビュー]