チーズ 発祥の地
ちーずはっしょうのち
室蘭本線 遠浅駅 東側。安平町 遠浅公民館(勇払郡安平町遠浅125-1)フェンス外側に、大きな石碑と小振りな看板が建つ。
明治28(1895) 年、安平町遠浅地区において山田甚太郎が乳牛の飼育を開始した。大正14(1925) 年、北海道製酪販売組合連合会(酪連、後の雪印乳業)が同地に遠浅工場を建設した。昭和8(1933) 年、この遠浅工場において日本初となる本格的なチーズ工場による本格製造が開始された。
当時の製造技術はオランダから導入され、エダムチーズをはじめとするハード系のチーズが作られた。生乳の加工処理技術と機器の整備により、日本国内での本格的なチーズ量産体制がこの地で確立された。
その後、雪印乳業へと看板が代わり、昭和60年(1985) 閉鎖。
写真
碑文
チーズ発祥の地
安平町文化財指定第27号
指定年月日 平成20年12月25日指定理由
日本初の本格的なチーズ工場が昭和8年に建設され、工場生産としては日本における「チーズ発祥の地」。
安平町教育委員会
定礎
西仁
工場史
雪印乳業株式会社時代
- 昭和七年十月
- 北海道製酪販売組合連合会の札幌中央工場遠浅文工場を開設する
- 昭和八年八月
- チーズ工場棟を建築し、ゴウダ及びエダムチーズの製造を開始する
- 昭和九年六月
- プロセスチーズの製造を開始する
- 昭和二十五年一月
- ブルーチーズの製造を開始する
- 昭和二十八年四月
- 早来工場と統合し、遠浅早来工場と改称する
- 昭和四十年一月
- カマンベール(プロセス)チーズの製造を開始する
- 昭和四十九年三月
- 工場を建て替えて最新のプロセスチーズ製造設備を導入する
- 昭和五十七年三月
- 遠浅チーズ工場と改称する
- 昭和六十年三月
- 道内工場再編成計画により工場を閉鎖し製造を大樹工場に移す
雪印食品株式会社時代
- 昭和六十年九月
- 雪印食品株式会社札幌工場移設の増築工事を開始する
- 昭和六十一年一月
- 雪印乳業株式会社より土地建物その他設備一切を譲渡される
- 昭和六十一年八月
- 札幌工場をこの地に移し、北海道工場と改称する
施工
建築工事 東海興業株式会社
電気工事 北工電気株式会社
設備工事 五健工業株式会社
生産機械設置工事 日本酪農機械株式会社
側面にもなにやら刻まれているようです。
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