たかのすの稲作 ここにはじまる
たかのすのいなさくここにはじまる
函館本線
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写真
碑文
たかのすの稲作
ここにはじまる
発祥の誌
鷹栖の稲作は この地に始まる
明治二十五年二月五日、開村をみた鷹栖村に 翌年十線一号甲に移住した岩手県団結移住団体員山崎千松は三十歳の春、ようやく拓いた原始林中の澤水を利用して、二畝(二アール)ばかりの水田を造り、札幌白石の駒井覚助より譲り受けた種籾を、試作したのであった 幸い、この年は好天続きで、秋には豊かな稔りを得ることが出来たのであった
この朗報は以後の移民に希望をあたえ、稲作への強い願望は、明治三十四年、移住民有志による水利調査会をつくり、灌漑溝路の測量を成し、三十五年 北海道土功組合法の施行とともに、近文土功組合を創立するに至った
二畝の水田の試作からはじまり、以来水稲を基幹とする村として繁栄し、百幾星霜、幾多の苦難を乗り越えて、稔り豊かな六千余町歩(六千ヘクタール)の美田を擁するに至った
ここに先人の苦難の歩みに、感謝の誠を捧げ、栄光を讃え、さらなる世紀えの発展を祈念し、
発祥之地の碑を建立する平成十三年六月吉日
鷹栖町水稲発祥之地の碑建立期成会
会長 相澤良一建設用地寄贈 鈴木 武
題字 長田春岳
構成デザイン 伊藤長治期成会役員(芳名略)
彫師 ㈲旭石材工業 佐々木哲夫
鷹栖町水稲発祥之地碑建立
協賛団体及個人協賛者芳名協賛団体
鷹栖町
旭鷹土地改良区
鷹栖農業挙動組合
北野農業協同組合
鷹栖町農業委員会互助会
鷹栖町教育委員会
鷹栖町文化財審議委員会
鷹栖町郷土史研究会
山崎会個人協賛者芳名
(芳名略)
町内会農事組合
(略)
鷹栖町文化財史料
水田発祥の地
昭和六十二年建立 鷹栖町教育委員会