うなぎを 食べない村 伝説 発祥の神社
うなぎをたべないむらでんせつはっしょうのじんじゃ
宇都宮線(東北本線)野木駅と間々田駅の間、野木町の北のはずれの線路際にある星宮神社(下都賀郡野木町潤島610)境内に石碑が建つ。
境内の池にたくさんのうなぎがいたが、それを焼いて食べた少年の目が見えなくなり、それが神のたたりであるとし、鰻を食べなくなったのだという話。それならそうと、そのストーリーも刻みつけておいてもらいたい気持ちです。
なお、境内を一回りしてみたが、それっぽい池はわからなかった。周囲は田圃に囲まれているので、もう少し大らかな境内に大らかな池があったのだろう。
栃木県南部エリアは星宮神社がいくつもある。そのうちのひとつ、当地から北に20kmほどの平柳星宮神社(栃木市平柳町1-23-26)では虚空蔵菩薩の使いがうなぎであるとし、撫でうなぎが置かれていたり、土産物や御朱印などにもうなぎが用いられたりしている。
うなぎを食べない地域というのはいろいろあるが、だいたいが神の使いのうなぎということのようだ。
写真
碑文
うなぎを
食べない村
伝説発祥の神社総氏子
令和四年四月吉日
氏子総代
(芳名略)協力者星宮家 新井啓司
宮司栗原城治