アルミウム 発祥の地
あるみにうむはっしょうのち
大糸線 南大町駅の南120mほどにあるレゾナック・グラファイト・ジャパン敷地内に石碑がある。見学の可否については不明。
昭和9年(1934) この地において、わが国初の明礬石を原料とする国産金属アルミニウムの工業的生産に成功したことを記念し、昭和39年(1964) 8月に建立した。
大正14年(1925) に日本軽銀製造によってアルミニウム精錬が行われたが、工業化できずに諦められていたが、幾多の困難の末、要約昭和9年(1934) に国産アルミが誕生したが、原料となるボーキサイトは輸入に頼らざるを得ない状況において、横浜の市営埋立地を取得、本格的な生産は横浜で行われた。
昭和電工は、昭和14年(1939) に日本電気工業と昭和肥料の合併によりできた企業だが、その後関連各社を合併し、令和5年(2023) に名称をレゾナックに変更した。
- 昭和電工大町事業所
https://www.sdk.co.jp/assets/files/about/kokunai/omachi_pamphlet.pdf - 産業技術史資料データベース
https://sts.kahaku.go.jp/sts/detail.php?no=105110571006&c=&y1=&y2=&dt1=&dt2=&id=&pref=&city=&org=&word=&p=780
写真
碑文
アルミニウム発祥の地