天の岩戸 神楽 発祥の地
あまのいわとかぐらはっしょうのち
高千穂鉄道の休止により鉄道のない町になった高千穂町。町役場から5kmほど北東に
天岩戸神社は,「天の岩戸」神話に出てくる
岩戸の中に閉じこもったアマテラスを引っ張りだすために外ではヤオヨロズの神々が相談してお祭騒ぎをはじめ, 不審に思ったアマテラスがそっと岩戸の外を覗くと,
この時のアメノウズメの舞が“岩戸神楽”としてこの地方に伝承されており, その発祥の地は天岩戸神社を見下ろす峰の上であるとして,ここに発祥碑が建てられた。
岩戸神楽は 高千穂神楽とも呼ばれ 1番から33番まであって,きらびやかで豪華な衣装による勇壮な舞。ここ高千穂には 岩戸地区・三田井地区など20を超える集落ごとに,いろいろなバリエーションの神楽が伝えられている。 国指定の重要無形民俗文化財に指定されていて,集落ごとに11月から2月にかけて神社などで夜を徹して演じられる。
後に鈿女の看板は撤去されて像になり、お立ち台で鈿女と共に一芸をする記念写真スポットになったらしい。
写真
碑文
天の岩戸神楽
発祥の地古事記・日本書紀に伝えられる天の岩戸開きの神話
天の岩戸はここ神楽尾の眼下の荘厳な森の一角
岩戸川沿いにあります
地元の伝説によると天の岩戸の前で(ウズメ)の命が
おもしろおかしく神楽を舞われてのち神々は
(アマテラスオオミ)神へ捧げる天の岩戸神楽を
この地で奉納したと伝えられています。平成十五年三月