耽羅国発祥地

tamla nala balsangji

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済州《チェジュ》島北部の三姓穴《サムソンヒョル》入口に、一対のトルハルバンに並び石碑が建つ。

耽羅《たんら》国は、現在の韓国・済州島に存在した古代国家である。その建国の地とされるのが、済州市にある三姓穴である。

三姓穴には、耽羅国の始祖とされる三神人、高乙那《コウルナ》、良乙那《ヤンウルナ》、夫乙那《ブウルナ》が地中から湧き出したという建国神話が伝わる。『高麗史』地理志に引用された古記によれば、太古の済州島には人がおらず、漢拏山北麓の毛興穴から三人の神人が現れた。三人は狩猟をして暮らしていたが、ある日、東方の海岸に流れ着いた木箱から三人の女性と五穀の種子、家畜が現れた。三人はそれぞれ女性を妻とし、農耕と牧畜を始めたことが耽羅国の起源とされる。この三神人は、現在の済州島における高氏・梁氏・夫氏の三姓の始祖としても伝えられている。

三姓穴は、この建国神話に結び付く聖地であり、済州島の人々の発祥地としても位置付けられている。朝鮮王朝時代の中宗21年(1526)、済州牧使の李壽童が祭壇や紅門を設け、祭祀を始めた。その後も歴代の牧使によって整備され、現在まで祭祀が受け継がれている。敷地内には三神人を祀る三聖殿があり、毎年、春祭・秋祭・乾始大祭が行われる。

一方、考古学的には、済州島では紀元前後にかけて集落社会が発展し、古代国家としての耽羅が形成されたと考えられている。耽羅は百済・新羅・高句麗や日本、中国などと海上交流を行い、独自の政治勢力として歴史に登場している。

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碑文

耽羅國發祥地

地図

地図

済州市二徒1洞 付近 [ストリートビュー]