日本発祥 おのころ島神社

にっぽんはっしょうおのころじまじんじゃ

 
撮影:
2018年5月(写真 まさ・なち さん)

自凝島神社(南あわじ市榎列下幡多415)境内に小振りな石柱がある。古事記や日本書紀に神代の伝承として残る、日本創世の地「オノコロ島」の伝承地とされる小高い丘の上に位置する。主祭神として、日本の国土と神々を創り出したとされる伊弉諾命イザナギノミコト伊弉冉命イザナミノミコトの二神を祀る。

当該神社の境内には「日本発祥 おのころ島神社」と深く刻まれた石碑が建立されている。この石碑は、当地域が日本神話における国生みの聖地であり、日本の国土が誕生したまさに始まりの場所であることを公に象徴する記念碑である。神話に基づけば、二神が天の浮橋に立ち、天の沼矛で海をかき回して引き上げた際、矛の先から滴り落ちた潮が自ずと凝り固まってできた島が自凝おのころ島とされる。二神はその島に降り立ち、八尋殿を建てて淡路島をはじめとする日本の島々(大八洲)を生み出していった。

石碑の文字に冠されている「日本発祥」という表現は、この国生み神話の記述に直接的に由来する。つまり、日本の歴史や国土、そして八百万の神々の誕生の起点となる最初の地が、まさにこの自凝島神社が建つ地であるという歴史的自負と由緒を端的に物語るものである。境内にはこのほかにも、二神が夫婦の契りを交わす契機となった伝承をもつ「鶺鴒せきれい石」や、昭和57年(1982) 3月に建立された高さ21.7mに及ぶ朱塗りの大鳥居が存在する。

写真

  • 日本発祥 おのころ島神社
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碑文

日本発祥

おのころ島神社

おのころ島神社由緒

御祭神 伊奘諾尊 伊弉册尊 菊理媛之尊

 古事記・日本書紀によると諾册二尊は、当おのころ島にて宮柱を立て、神様と日本の国々をお生みになったと書かれてあり、実に日本の八百萬の神様の親神様であります 日本の国土と日本民俗と日本の神様の三者の大祖先の神様であります

 日本の発祥の地、おのころ島神社は日本の原点を省みて将来の日本を考える、人々にとって忘れることのできない尊いお社であります

(以下略)

地図

地図

南あわじ市榎列下幡多 付近 [ストリートビュー]