芦名マリン・リゾート 発祥の地
あしなまりんりぞーとはっしょうのち
横須賀線 逗子駅・京浜急行 逗子・葉山駅と、京浜急行 三崎口駅の間は、国道134号で三浦半島の西岸を通って結ばれており、それぞれ駅から約10kmの中間点。横須賀線衣笠駅からなら7.5km程度。国道から逸れて海に向かって進むと
いつのまにか民家ごと消えた。
京急 新逗子駅は、令和2年(2020) 3月に、逗子・葉山駅と改称した。
写真
碑文
芦名マリン・リゾート発祥の地
相模湾から富士山を望める、この場所には、関東大震災まで網元の井本家が居を構えていた。
太平洋戦争終了後まもなく、横浜の時計商・臼井和助翁が土地を借受け、 別荘を建て漁船を備えて、この地の豊かな漁場で釣りを楽しんだ。
近くの横須賀の米海軍将校の瀟酒な住宅やボートハウスと共に、 今日の芦名マリン・リゾートの先駆けであった。
半世紀以上前の事を知る人も僅かになった現在、これを記念してこの銘を記します。
二〇〇三年初春吉日