箱根学校 発祥の地

はこねがっこうはっしょうのち

芦ノ湖南岸の遊覧船船着場の近く。国道1号の箱根関所南 交差点を東に入ったところに真宗大谷派 萬福寺がある。その門前に碑が建っている。

碑文に書かれているように, 古くから 萬福寺に開設されていた寺子屋が 明治初めの学制によって「箱根学校」となった。箱根学校は その後 箱根小学校に引き継がれたと思われるが. 資料が見つからないためはっきりしない。

余談だが, 箱根小学校は平成20年(2008) 4月に, 箱根町立温泉小学校・宮城野小学校と合併して,「箱根の森小学校」と改称し 宮城野小学校跡に移転することが決まっている。

写真

  • 箱根学校発祥の地
  • 真宗  萬福寺

碑文

箱根学校発祥の地

 この地に, 萬福寺第十一世重職・小笠原 智眼により 文政の年代(一八一八~)から寺子屋(私塾)が開かれ 箱根宿の子弟に学問を教えていた。
 明治五年(一八七二)学制の公布により創立された 箱根学校に引き継がれた。

地図

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